概要
1. 研究名
BIOアース有機残渣リサイクル事業(通称BIOアースシステムという)
2. 研究の特徴・概要(新規性・競合性・市場性・成長性)
○新規性:微生物とミミズにより有機残渣処理がCOゼロで実現きる。
○ゼロエネルギーで処理できる。
○有機残渣処理により、定期的に特殊有機肥料(土壌改良剤)が
製造できる。
○当システムにより、砂漠や荒廃した土地の再生が可能となる。
○連作障害の改善が可能となる。
競合性:既存の焼却炉のように、稼働による多大なエネルギーを
消費しない
○既存の堆肥センターのように、エネルギーを消費しない。
〇機械式残渣処理のように水分・油分等に対する二次処理を必要
としない。
市場性:食品製造業・畜産業(牛・豚・鶏)等の有機残渣排出者
(社)が顧客となる。
○農産物生産者が顧客となる。
成長性:現在、有機残渣等のほとんどはCO2を排出しながら焼却
処理されている。
しかし、BIOアースシステムは有機残渣等をエネルギー及びCO2ゼ
ロで処理できる。
当システムを受け入れる素地は地球温暖化問題を抱える現代に大
きな可能性を持つ。
このBIOアースシステムの実践なくして、環境改善は不可能と考
えられる。
更に、有機残渣処理後に生産される特殊有機肥料は食糧問題解決
の有力素材でもある。
機械処理や燃焼処理以外で、当社と同様の有機残渣処理を実践し
ている企業は皆無である。
既存の大手有機残渣排出者(社)が支出している処理費用の軽減
にもなり、CO2削減に寄与する事実を社会に知らせる必要性があ
る。
3. 有機残渣処理の実現性
商品・製造技術・量産技術に対する微生物及びミミズによるBIOアースシステムは、研究開発段階を過ぎシステムが確立されている。
このBIOアースシステムについは、実験施設で1カ月30トン(1日1トン)の有機残渣処理が可能である。
この処理能力は、簡単に拡大することが可能である。